使用方法 / How to Use
どちらの商品も、使い過ぎによる濃度障害は起きないので安心してお使いください。
基本的な使用方法
液体タイプ(菌の黒汁/液体ブロックW(業務用))…栽培期間中
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1,000㎡(1反)あたり原液1リットルを水で希釈して使用します。
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播種・定植後から使用をはじめ、1~2週間に1回散布します。
粒状タイプ(連作障害ブロックW)…土作り
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1反(1,000㎡)あたり100㎏使用します。
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元肥を施肥するときに使用し、田畑によく鋤き込みます。
粒状タイプ(ブロックW GT)…土作り
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1反(1,000㎡)あたり5~10袋(90~180㎏)使用します。
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保肥力向上目的:10袋、微量要素補給目的:5袋
❶ まずはしっかり土作り!(連作障害ブロックW/ブロックW GT)
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堆肥や元肥などと一緒にパラパラ撒きます。
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くわや耕運機などでしっかりと土になじませます。
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苗を定植するときに、植え穴に一握りパラパラ撒きます。
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苗を定植したら、株元にも一握りパラパラ撒きます。
【面積と使用量の目安】
連作障害ブロックW
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1株あたり大さじ1杯(ペットボトルキャップ2杯分)を株周辺に散布してください
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400g:約20株分
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10kg:約30坪分
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1,000㎡(1反)あたり10袋(100㎏)
ブロックW GT
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1,000㎡(1反)あたり5~10袋(90~180㎏)
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30坪あたり1/2~1袋(9~18kg)
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10坪あたり1/6~1/3袋(3~6kg)
※ヤサキの商品は農薬や化学肥料とは異なりますので、多少多めに使用されても作物や土壌に悪影響を与えることはありません。
❷ 栽培期間中は定期的に有効菌の補充を!(菌の黒汁/液体ブロックW)
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キャップ一杯をジョウロの水にサッと溶かします。
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1〜2週毎に、いつもの水やりと同じように与えます。
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植物・作物にかかっても大丈夫です。収穫直前までOKです。
【面積と使用量の目安】
菌の黒汁
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500ml:約60坪分(水で希釈して使用)
液体ブロックW(業務用)
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500ml:約60坪分(水で希釈して使用)
※ヤサキの商品は農薬や化学肥料とは異なりますので、多少多めに使用されても作物や土壌に悪影響を与えることはありません。
微生物資材ですので、微生物のエサとなる
有機物(堆肥等)との併用は必須です。
ある程度、堆肥や有機肥料を使用していれば問題ありません。
化学肥料でのみの栽培をされている場合は有機物のご使用をお勧めします。
Q&A
Q. 連作障害(れんさくしょうがい)とは?
A. 連作障害とは、毎年同じ土壌に同じ種類の植物を植え続けると収穫量が落ちたり病気にかかりやすくなったりする厄介な症状です。連作障害はトマトなどのナス科だけではなく、白菜やキャベツ(アブラナ科)、マメ類も発生しやすいので注意が必要です。土壌の栄養バランスが崩れたり、特定の病原菌が増えたりすることが主な原因です。連作障害改善資材を活用して上手に回避しましょう。
【病害の例】
トマトがある程度育った段階から枯れ始める。
右の様な大きさに育つはずが生育が悪い。
野菜も花もある程度育ってから、または収穫直前で急に枯れる。
すぐに病気になる、または以前より病気になりやすくなった。
【菌の黒汁と連作障害ブロックWで病害が改善された例】
連作障害発生圃場が翌年には改善され通常に戻った。
左の未使用区に対して、右の使用区は生育が良く25%程度収量が向上した。
左の未使用区はほとんど枯れてしまったが、右の使用区の生育はすこぶる良い。
黄色いラインの上が使用区、下が未使用区。明らかな生育差が確認できる。
Q. 資材の安全性は?
A. 両商品とも有機JAS対応商品で安心です。化学合成物質などは一切使用していません。
Q. 毎年使う必要は?
A. 連作をしない場合は必要ないかもしれませんが、土壌の環境を良くするという意味では毎年の使用をお勧めします。
Q. 農薬との併用は?
A. 基本的に単体での使用をお勧めします。農薬を使用する際は1週間ほどあけて使用してください。
液肥や活性材などとの併用は問題ありません。
Q. 植物に直接かかっても大丈夫?
A. 全く問題ありません。収穫直前までお使いいただけます。
Q. 保管環境は?
A. キャップは良く締め、袋はしっかり密閉して直射日光の当たらない常温の場所に保管しておけば
使用期限はありません。
原料は全て日本製です。製造も国内で行っています。
すべての野菜・果樹・花・作物に使用可能です。根の張りも向上し、耐病性の向上が期待出来ます。